キズナ 2013ダービーの星
2013の東京優駿。
刻々と迫ってきましたが、今年世代最強馬となるのはキズナでまちがいないでしょう。
ロゴタイプ、エピファネイア等強力な有力馬はいますが、父であるディープインパクトと重なる部分もありどうしてもキズナに目がいってしまいます。
こちらは5月23日現在の予想オッズです
やはり多くの方がキズナに注目しているようですね。
戦績でいえば皐月賞を制したロゴタイプに傾いかと思われましたが、やはり派手なレース振りや、父ディープインパクトの影響が要因といったところでしょうか。
キズナロード
キズナ
- 生年月日:2010年3月5日
- 戦績 :6戦4勝 [4-0-1-1]
- 獲得賞金:12,069.8万円
- 調教師 :佐々木晶(栗東)
デビューは2012年10月7日の京都競馬場 芝1800メートルの2歳新馬戦。
ディープインパクトの仔として注目を集め一番人気となり、レースも直線競り合いになりましたが見事勝利。
親の七光りと言わせない確かな強さを見せ、デビューから将来を期待されてきました。
ついにダービー戦ですね。
弥生賞ではなかなかエンジンをかけれず、5着で終わり皐月賞へのキップを逃してしまい一時実力を疑われましたが、続く毎日杯、京都新聞杯では圧倒的な勝利。
父から譲り受けた終盤での追い込みは目を見張るものがありますね。
悪評を跳ね除けてから勢いをつけて臨む今回。
気になる点としては、皐月賞を出られなかった事により前走京都新聞杯からのスパンが短い事です。
先月14日からしっかり疲れをとり不安要素のない皐月賞組との力比べになりますので、
ついていくのにやっと。という状況も想定できます。
しかし弥生賞の惨敗(3月3日)から、ミスを取り戻した毎日杯(3月23日)。
前走の京都新聞杯(5月04日)から、今回の日本ダービー(5月26日)。
このデータを見れば短いスパンでも心配ないと思われます。
体力的に問題ないのであれば、むしろ勢いのある馬の有利だと考えられますね。
父同様日本ダービーで初めて左回りのレースとなりますが、
「実戦で走ったことはないが、直線を右手前で走れる左回りのほうが合っているような気がする」とコメントが出されています。
もしコメント通り左回り適性であればこの馬の真価は今回のレースで現れるでしょう。
武 豊騎手 史上初なるか!?
今回騎乗する武 豊騎手のコメントです。
「走るフォームや乗り心地などは、最初に乗ったときより似てきたね。割と度胸が据わったところがあって、スタートが近づくにつれて集中してくる珍しいタイプ。そういえば、ディープもスタート直前が一番おとなしかったな」
「皐月賞路線には乗れなかったけど、そこから主役になろうという勢いがいいよね。悔いのないレースをして勝ちたい。親子制覇ができればいいな」
武 豊騎手は「日本ダービーを勝つ馬は本物でなければならない」とコメントを以前出していましたが、最終調整を済ませたキズナの状態に確かな手応えを感じているようでした。
父ディープインパクトの偉大なる才能の片鱗が成長と共に開花しているみたいですね。
初のGI制覇をダービーで果たす絶好のチャンスであるキズナ。
史上まだ誰も成し遂げていない同じ騎手によるダービー親子制覇を目指す武 豊騎手。
キズナの勝利は歴史に名を残す伝説となる日本ダービーにふさわしいドラマとなることでしょう。
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