競馬物語

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夏競馬を知る！

夏競馬とは？

6月の宝塚記念が終わると、9月のスプリンターズＳまで楽しみがないな・・・。なんて思っていませんか？
いやいや！そんなことありません！
6月中旬から9月の中旬の期間は《ＪＲＡサマーステージ》と題して、様々な企画・キャンペーンが行われるんですよ！
今日はそんな夏競馬《ＪＲＡサマーステージ》についてちょっと触れてみたいと思います。

《ＪＲＡサマーステージ》とは？

夏競馬を最大に楽しむ！

サマーステージとは、指定されたレースに出場し、着順に応じたポイントを獲得することにより総合の順位を決める夏競馬限定のシリーズです。

シリーズとは・・・

【競走部門】

サマースプリントシリーズ
サマー２０００シリーズ
サマーマイルシリーズ

【騎手部門】

サマージョッキーズシリーズ

以上の4つからなり、それぞれのシリーズのチャンピオンを決めます。
夏競馬

ルール

チャンピオン決定方法とポイントのつけ方

概要は簡単で、ポイントを獲得し、合計ポイントが最上位の競走馬・騎手がチャンピオンとなります。
※ただし、合計ポイントが13ポイント以上で最低１勝以上することが条件です。

ポイントのつけ方は以下の表をご覧ください。

注意点は「2着ばかりで点数を稼いでも、1回でも1着をとらないと優勝資格はない」ということ。
あらかじめ好きな競走馬と騎手を決めて応援すれば、夏競馬をもっと楽しめるかもしれませんね！

夏競馬は基本、馬主救済競馬なので３歳未勝利、３歳以上500万以下のレースが多いのが特徴です。
夏競馬の見所は、若手騎手の活躍！
大化けする若手騎手を見極めたり、埋もれていた中堅騎手の発掘も大穴馬券とともに楽しみの一つですね。
さらに、参加型のイベントもあるのでイベントにも参加できれば、夏競馬の楽しさが2倍3倍と膨らみます！
夏競馬！9/9(日)の最終戦まで目が離せませんね！

[1回]

競走馬は基本的にレースに勝利するごとにステップアップします。

《階級》
●新馬戦（一度も出走したことがない競走馬が出走できるレース）
●未勝利戦（1勝もしていない馬が出走できるレース）
●500万下クラス（獲得賞金が500万円以下の馬が出走できるレース）
●1000万下クラス（獲得賞金が1000万円以下の馬が出走できるレース）
●1600万下クラス（獲得賞金が1600万円以下の馬が出走できるレース）
●オープンクラス（これらを全てクリアした馬が出走できるレース）
に分けられます。
※1600万下クラスは「準オープン」と呼ばれる事もあります。

オープンクラスが最上位の階級ですが、このオープンクラスの中でもさらに《GⅢ》《GⅡ》《GⅠ》と階級が分けられます。
この3つのレースを総称して（重賞）と呼ばれ賞金が高いレースとなります。

競馬場

条件戦について

様々な条件戦について知る

レースによっては条件区分が存在するものもあります。
●年齢条件戦（２歳限定、３歳限定、３歳以上、４歳以上などに分けられます）
●性別条件戦（牝馬のみを対象としたレース「牝馬限定戦」があります）
●斤量条件戦（定量・別定・ハンデ戦などに分けられます。）

中でも注目したいのが斤量条件戦です。
『定量』は、馬の性別や年齢のみで負担重量が決まるものです。
『別定』は年齢や性別、さらに獲得賞金や勝利数などから重量が決定されます。
『ハンデ戦』は、力の差を埋める為に《強い馬には重い斤量》を負わせる事で、できるだけ強さを均等にして行われるレースになります。
また、中央競馬では見習い騎手による減量制度があり、騎手の勝利数によっては－１kg～－３kgまで負担重量が軽減される条件戦があります。

このような競走馬の階級を意識してレースを見ていくと、競馬がさらに楽しくなると思います。
条件戦についても、レースの勝敗を左右するものになるのでしっかり把握しておきたいポイントですね。

[2回]

競馬場を知れば馬券的中率も上がる!?

コースの特徴から発見が生まれる!

突然ですが、みなさんは各競馬場の特徴を理解していますか?
「この馬は、この競馬場が得意」「この競馬場になると力が発揮できない」など
前回の記事で特集した『脚質』だけではなく、『競馬場の特徴』もレース展開に大きく影響する要因になります。
それでは、今回は全国に10ヶ所ある競馬場の中から、3ヶ所の競馬場について特徴をまとめていきましょう!

ナンバーワンの高低差を誇る上り坂!!

《中山競馬場》

全体的に高低差が激しい小回りコースです。
この競馬場の最大の特徴は、ゴール手前250ｍ付近から1コーナー付近でピークに達する、高低差5.3ｍの上り坂の芝コース。
この坂は全国10ヶ所の競馬場の中でナンバーワンの高さを誇り、
ゴール前には高低差約2.7ｍの急な坂がが立ちはだかります。
この競馬場では馬のキレとパワーの差が顕著に現れると思います。

直線距離が最大の魅力!!

《新潟競馬場》

全国10ヶ所の競馬場の中でも直線距離がナンバーワン！
このコースの特徴を生かして1000ｍの直線レースが開催されるほどで
レースもハイペースになりやすいので、差し・追い込み馬が有利な競馬場だと思います。

勝敗は馬の調子次第!?

《小倉競馬場》

小回りで比較的フラットなコース、特徴が少ない競馬場です。
強いて言うのであれば、スタート地点からの上り坂を過ぎれば後は下りで、
最後の直線は平坦になるので、スタートからスピード勝負になりやすいのがこの競馬場の特徴です。
シンプルな競馬場なので、当日の馬の調子次第という情報も多いため、逆に予想が難しい競馬場だと思います。

今回は3ヶ所の競馬場の特徴について紹介していきましたが、
紹介した特徴は、ほんの一部です。
それぞれの競馬場の特徴がレース展開に影響していることは間違いありません。
他にも様々な特徴を理解して競馬をもっと楽しいものにしましょう！

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