5月17日(土)に開催される
京王杯スプリングC(G2)
京王杯スプリングCは東京競馬場・芝1400mを舞台とする、"
上半期マイル王決定戦"
安田記念の前哨戦に位置づけられる大事な一戦です。
近年は波乱となるケースが多く、今年も思わぬ伏兵馬には注意が必要となるでしょう。
今回はこの京王杯スプリングCのコース傾向、登録馬を見ていきたいと思います。
東京競馬場・芝1400m
スタートして60mすると緩やかな上りとなり、350mくらいで3コーナーに差し掛かるので、
1400mという距離の割にはハイペースになりにくいです。
他の競馬場の1400mは前傾ラップとなりますが、この東京競馬場の1400mではほとんどの条件で後傾ラップとなる傾向にあります。
3~4コーナーは馬場改造で形がより球状になるように変更されたので、下り加速がつきにくい作りになりました。そのため馬が余力を持って最後直線に入るので
上がり勝負になりやすいです。
スピードで押し切るタイプよりも、
決め手のあるタイプの方が強く、速い上りが使えれば位置取りは問われないとされています。
- <東京・芝1400mのPOINT!!>
- ・距離の割にスローペース!
・上がり勝負!
・決め手のあるマイラータイプ!
出走登録馬
京都記念2着馬の
トーセンラー、前走2200mからの大幅な距離短縮ですね。東京マイルにむけての試運転的印象を受けますね。
高松宮記念勝ち馬の
コパノリチャード。東京実績はNHKマイルC8着のみですが、展開の割には着順ほど負けていません。1400mの実績3勝ありますし期待できそうです。
高松宮記念では16着、前走でも持ち味の末脚は不発に終わってしまっている
インプレスウィナー。2年前の3着馬で穴馬候補の1頭となり得るかもしれません。
クラレントは東京では安定した結果を残してきています。1400mは新馬戦以来勝っていませんが、阪神C(G2)では掲示板は確保できていますし問題はないと思います。
レッドスパーダは高松宮記念で17着と惨敗していますが、道悪をかなり苦手としているこの馬だけに敗因は明白でした。全6勝中、4勝が東京というように、東京は得意コースです。良馬場なら十分に巻き返しが狙えるでしょう。
コパノリチャード
出走登録されている馬の中からピックアップしたいのは
コパノリチャードです!
高松宮記念を制覇したコパノリチャードが、安田記念を前に、昨秋のマイル王トーセンラーと激突します!これはかなり楽しみな一戦ですよね。
コパノリチャードは、昨年のNHKマイルC8着以来の東京コースとなりますが、その頃にくらべかなり成長していることは明らかでしょう。
もともと1400m~1600mを守備範囲としており、前走1200mからの距離延長は大歓迎ですね。今回の京王杯スプリングCの本命にしたいと思います!
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