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競馬物語

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第18回NHKマイルカップ

第18回NHKマイルカップ(GI、3歳、芝1600m) 結果

日曜日、NHKマイルカップが行われました。
注目のレース結果は…

1着 マイネルホウオウ
2着 インパルスヒーロー
3着 フラムドグロワール

1番人気だったエーシントップは伸び切れず7着に終わり、前回の記事で注目した インパルスヒーローはモタれがいつも以上に目立ってしまい惜しくもクビ差で2着で敗退。
なんとも見応えのある熱いレースになりましたが、意外な結果でしたね。

覇者は10番人気 マイネルホウオウ

今回のNHKマイルカップを制したのは10番人気マイネルホウオウ マイネルホウオウ

父スズカフェニックス、母テンザンローズ、母の父フレンチデピュティ
北海道新冠町・ヒカル牧場の生産
通算成績は10戦4勝。重賞初勝利。

レース終盤混戦になったところ直線馬場の外をグングン力強く伸び、勢いで差し切った見事な勝利でした。
今回マイネルホウオウに騎乗した柴田大知騎手も平地G1初勝利でレース後男泣きを見せ感動的なレースとなりましたね。

騎手 柴田大知

柴田大知

1977年6月18日、出身栃木県。35歳。

今回念願の平地G1初勝利と共に200勝目の記念すべき1日となった。
本人も「勝てなかった年が何年かあって、200勝なんて夢の中のことだった」
と語り、ゴール後の腕を高く伸ばしたガッツポーズが印象的でした。
3年目以降不振が続き年間未勝利を2回経験という苦悩を経ているだけに、インタビュー時の本物の涙に多くの方が思わずほろりときたはずです。
今後の更なる活躍に期待ですね。

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NHKマイルC直前情報

NHKマイルC

世代最強の称号を懸けた争い日本ダービーに向けても重要な意味をもつであろう NHKマイルCが5月5日(日)開催されます。
東京競馬場芝1600メートルで施行する中央競馬のG1レース。
ここ3年単勝1番人気馬が制しているが、予想を大きく裏切る結果も少なくないNHKマイルC。
という事で、今回はインパルスヒーロー、ガイヤースヴェルト、シャイニープリンスに注目してみます。

インパルスヒーロー

インパルスヒーローの画像

3馬の中で1番注目されているのがインパルスヒーロー。
現在3連勝中で勢いをつけての今回のレースですが、コンディションも良い状態を保っているようです。
とにかく素直で状況に応じた柔軟な戦いを出来る馬で田中勝春騎手との相性も良く 安定した走りで今回も好レースを期待できそうです。

ガイヤースヴェルト

ガイヤースヴェルトの画像

続いてまだガイヤースヴェルト。
未だ1勝だが前走から中5週しっかり疲れを取って十分な仕上がりのようだ。
そして今回オーストラリアの名手ウィリアムズ騎手とあって、結果が楽しみな馬です。
しかしまだ若いのでGI独特の雰囲気に乗れるかが勝負の分かれ道になるのではないでしょうか。

シャイニープリンス

シャイニープリンスの画像

最後にシャイニープリンス。
前回から中1週ながら反動ないみたいで前回からのいい流れを期待できそうです。
一度も1番人気にならずに3連勝という良い意味で期待を裏切る馬で、まだ成長途中では あるが着々と力をつけ結果を残しているだけに応援したくなる馬です。

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今年も日本馬が凱旋門賞に出走か?

ジェンティルドンナが凱旋門賞に登録

24日、滋賀県のノーザンファームしがらきで着地検査中のジェンティルドンナ(牝4歳、栗東・石坂)が凱旋門賞(10月6日・ロンシャン)の登録を行いました。石坂師は「出走するかどうかは今の段階でどうこう言えないが、登録しておかないと使えないので」と説明しています。宝塚記念(6月23日・阪神、芝2200m)の結果なども踏まえて、最終的に判断するようです。

様々なスポーツにおいて、世界一決定戦というのは最高の盛り上がりを見せます。競馬にも世界一を決めるレースが存在します。それがこの凱旋門賞です。毎年10月の第1日曜日にフランスのロンシャン競馬場で行われ、世界一を目指してあらゆる地域の競走馬が集います。サッカーでいうワールドカップのようなものです。では、なぜ凱旋門賞が世界一を決めるレースなのでしょうか。

「凱旋門賞」が世界王者を決める理由

競馬はイギリスとフランスでいち早く行われ、ほとんどの国の競馬のルールやシステムは、イギリスとフランスにならって決められています。たとえば、ヨーロッパやアジア、オセアニアやアフリカなど、世界中の国の競馬が芝コースを使って行われるのも、この二国を手本にしたためです。

競馬のレースは1000m~4000mの距離で行われ、各部門でチャンピオンを決める機会が存在するのですが、なかでももっとも栄誉とされるのが2400mのチャンピオンです。これは「同じ年に生まれた競走馬の中でもっとも強い馬を決めるレース」として作られたイギリスダービーとフランスダービーが長い間2400mで実施されたためで、世界中が自国のダービーを2400mで行うようになりました。つまり、その国の2400mにおけるチャンピオンは、国のトップに位置する一頭といえます。

凱旋門賞が行われるのも、芝コースの2400m。さらに年齢がありません。となると、まさに「今、一番強い馬を決めるレース」にふさわしい条件で、しかも舞台は競馬の中心地であるフランス。レースには当然、世界中の最強馬が出走してくるわけです。これが、1920年から始まった凱旋門賞が「世界一決定戦」とされる理由です。

凱旋門賞に出走した日本馬

日本も長年挑戦を続けていますが、いまだ世界制覇は果たせてません。というより、今までに凱旋門賞を勝ったのはヨーロッパ所属の馬だけです。それほどヨーロッパの馬はレベルが高いということです。しかし、過去に世界一まで迫った日本馬が3頭います。エルコンドルパサーナカヤマフェスタ・そしてオルフェーヴルです。

エルコンドルパサーは、1999年の凱旋門賞に挑戦しました。日本馬が凱旋門賞に挑戦する場合、ほとんどがレースの1~2カ月前にフランスへ渡って本番に備えるのですが、このエルコンドルパサーは、なんと5月にはすでにフランスへ渡り、10月の凱旋門賞へ向けて調整を始めました。その結果本番では優勝候補に挙げられ、ゴール直前まで先頭走っていたのですが、最後の最後にフランスのモンジューという馬に抜かれて2着に敗れてしまいました。

ナカヤマフェスタは、2010年にエルコンドルパサーの時と同じジョッキー・スタッフで挑戦した馬です。しかしエルコンドルパサーとは違い、レース前の評価がそれほど高くありませんでした。が、なんと1着の馬にアタマの分だけ遅れての2着。テレビを見ている日本のファンも驚くほどの大健闘でした。/

そしてオルフェーヴルは2012年に挑戦した記憶に新しい馬です。1番人気で出走したオルフェーヴルは、先に先頭に立ったソレミアを残り300メートルでかわし先頭に立ちます。そしてそのまま3馬身は突き放し、勝利は目前だったその時、息を吹き返したソレミアに残り20メートルでついに差し込まれてしまいます。惜しくも敗れはしましたが、今迄で1番、世界一に近づいた瞬間でした。

このように振り返ってみると、惜しかったレースが幾つもあります。ですので今回ジェンティルドンナには是非とも出走して欲しいですね。そして、願わくば日本の馬が先頭でゴールする瞬間を見られるよう期待したいところです。

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参考サイト
JRA
JRA

JRA日本中央競馬界の公式サイトです。

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