8月10日に開催される小倉記念。
小倉記念は小倉競馬場で行われる重賞レースの中で最も歴史のあるレースです。かつては小倉大賞典・北九州記念と合わせて「
小倉三冠」と呼ばれ、2005年にメイショウカイドウが
史上初の同一年度での小倉三冠を達成しました。しかし、2006年から北九州記念が1200mに距離短縮されたことにより小倉三冠の達成はかなり困難になっており、それ以降は小倉三冠は出ていません。
それでは、小倉記念のコース傾向、登録馬を見ていきましょう。
小倉競馬場・芝2000m
1コーナーまでの距離が十分にあるので、極端には速くなりませんが、前半3Fは1800mよりも速くなります。特に先行馬が多く集まると、主導権争いが激しくなるのでさらにラップが上がります。
2コーナーを過ぎたところでいったんペースが落ち着き、3コーナー手前でまたピッチが上がるのが特徴。基本は平均ペースで流れますが、ハイペースになったりスローになったりと、出走メンバーや馬場状態でかなり変化があります。
脚質的には逃げ~先行馬が優勢で、差し・追込みはかなりの能力がないと厳しいです。枠順は多頭数になればなるほど外枠が不利になります。機動力のある先行馬を中心に狙うのが基本です。
- 小倉・芝2000mのPOINT!!
- ・基本は平均ペースだが、展開次第!
- ・先行馬有利!
- ・内枠有利!
出走登録馬
昨年の小倉記念覇者
メイショウナルト。続く産経賞オールカマー(G2)では2着に入りましたが、その後は不調続きで4レース連続で2桁着順。しかし前走の七夕賞(G3)で鮮やかな逃げ切りを見せて復活を果たしました。今回は斤量の攻略が一番のポイントとなりそうですが、昨年はレコードタイムを出していますし連覇への期待は十分です。
ラストインパクトは2月の小倉大賞典で重賞初制覇を果たし、続く日経賞でも3着に入線。前走の天皇賞・春では9着に終わりましたが、ここでは上位争いにくい込める1頭となるでしょう。小倉は2戦2勝と愛称は抜群ですね!
サトノノブレスはここでは実力上位!菊花賞(G1)では2着に入り、続く日経新春賞(G2)で重賞初制覇を果たしています。やはり不安要素は有力馬の多くが小倉の実績があるのに対し、サトノノブレスは小倉が初という点ですね。
サトノノブレス
今回の、小倉記念で本命馬にしたいのは
サトノノブレスです。
やはり実績的には他の馬より何枚か上の存在ですね。小回りのコースよりも広いコースの方が力を発揮できそうな感じがしますので、小倉という舞台には不安が残りますが…。持ち味である長くいい脚を存分に使って、上手く先行してくれればと思います。
メイショウナルトは
斤量が少し重すぎるので、軸馬にするのは少し危ないかなと思います。去年と比べるとかなりの斤量アップですし、前走七夕賞のような楽なレースにはならないでしょう。
以上、小倉記念についてでした。
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