8月3日に開催されるクイーンS。
1959年に設立されたこのクイーンSは当初東京を舞台としており、その後いくつかの競馬場で開催されてきました。2000年に牝馬競走体系整備の一環として8月札幌での開催となり、秋華賞、天皇賞・秋、エリザベス女王杯など
秋開催の大レースを目指す牝馬が、ステップレースとして参戦します。
それでは、クイーンSのコース傾向、登録馬を見ていきましょう。
札幌競馬場・芝1800m
正面スタンド前からのスタートで、最初のコーナーまでが180mと短いため、先行争いはコーナーが終わるまで続きます。前半3Fが35秒台に突入することは少なく、全体的にスローペースが基本となります。
向正面ではペースが落ち着きますが、極端に緩むというわけではなく一定のペースで流れることが多いです。小回りコースということなのでもちろん逃げ・先行馬が有利です。特に開幕週に開催されるクイーンSでは逃げ馬が残ることがよくあります。
- 札幌・芝1800mのPOINT!!
- ・先行争いは激しいが基本スローペース
- ・逃げ・先行馬が有利
- ・クイーンSでは特に逃げ馬が残る
出走登録馬
ヴィクトリアマイルで1番人気に支持されるも何故か伸びずに8着止まりだった
スマートレイアー。武豊騎手も首をかしげておりはっきりとした敗因は分かっていません。秋華賞2着など実績馬なのは間違いないですが、乗りなれた武豊騎手の怪我による乗り替わりなど不安が残る点がやや見受けられます。
逆にヴィクトリアマイル13番人気の低評価を覆して5着に健闘した
キャトルフィーユは期待できそうです。函館での実績もありますし洋芝への適性も問題なさそうですよね。ヴィクトリアマイルの前に愛知杯・中山牝馬・福島牝馬とG3で2着が3回続いていますし、今度こそはというところですね。
ディアドラマドレは前走マーメイドSで重賞初制覇。走りなれている1800mへの距離短縮はプラスに考えていいと思います。好メンバーが集まった今年のクイーンSで勝ちが取れれば、秋でのG1への挑戦に期待がかかります。
ディアドラマドレ
今回の、クイーンSで本命馬にしたいのは
ディアドラマドレです。
上でも少し紹介しているように、前走マーメイドSでは人気に応える脚で重賞初制覇。札幌は今回が初めてとなり洋芝との相性はまだ未知数ですが、ここで力を示してくれるようであれば秋シーズンのG1路線でも走ってくれるのではないかと期待もしています。
以上、クイーンSについてでした。
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