6月29日(日)に開催される
宝塚記念。
年末開催の有馬記念と同じようにファン投票により出走馬を選出するレースで、短距離・中距離・長距離、の各路線で活躍してきた馬が一堂に集う
上半期の締めくくりとなる一戦です!ファン投票で出走馬が決められるので豪華なメンバーでのレースになることが多いですね。
今回は宝塚記念のコース傾向、登録馬を見ていきたいと思います。
阪神競馬場・芝2200m
1コーナーまでの距離が500m以上あることと、下り坂からのスタートということで
テンが速くなる傾向にあります。1コーナーを過ぎるとペースが少し緩みますが、先行組が快調に飛ばして向正面では縦長の隊列になりやすいです。
ゴール前の急坂以外は下りとなっている上に、内回りコースと直線距離が短いこともあって各馬の仕掛けは早めとなります。本質的に
長い脚を使ってバテなさを競うコースとなり、差し馬は最初から展開が不利な傾向にあります。
このコースが使われる重賞レースは宝塚記念だけで、下級条件に比べて
例年ハイペースになりやすくラップが大きく前傾します。時期的にも馬場が悪くなりやすく、宝塚記念では
持続力に富んだ差し馬の好走が目立ちます。
- <阪神・芝2200mのPOINT!!>
- ・上がり時計がかかりやすい!
・瞬発力よりも持続力!
・宝塚記念では差し馬の台頭が目立つ!
出走登録馬
ファン投票で1位を獲得したのは
ゴールドシップです。前走天皇賞・春では2番人気支持されましたが、7着と不本意な結果に。もともと東京の軽い馬場は得意ではなく、力の必要な阪神や中山で実力を発揮してくる馬で、阪神の成績も[4-1-0-0]と相性は抜群ですね。
ファン投票2位になったのは
ウインバリアシオン。前走天皇賞・春では勝馬フェノーメノとクビ差の接戦で2着、4度目のG1の2着となっています。ゴールドシップとは違いコースや馬場状態を問わない柔軟な走りが出来ることも強みの1つですね。
G1の勝利数は6勝と出走メンバーの中では実績最上位の
ジェンティルドンナも目を離せない1頭です。昨年も宝塚記念には出走していますが、馬場に泣かされたのかゴールドシップに0秒6離されての3着。昨年のリベンジを果たすためには直線の短い今回のコースをどう攻略するかが大事にポイントでしょう。
この他にも、昨年二冠を達成した
メイショウマンボ、ヴィクトリアマイル連覇の
ヴィルシーナなどG1実績を持つ実力馬が多く集まっています。
ウインバリアシオン
今年の宝塚記念で本命にするのは
ウインバリアシオンです!
G1では2着が4回ともどかしい結果が続いていますが、掲示板を外したのはたったの2回だけと安定感は抜群です。同世代のオルフェーブルの引き立て役に甘んじていたウインバリアシオンですが、前走天皇賞・春ではフェノーメノにクビ差2着と頂点まではあとわずかのところまできていますし、今回の宝塚記念で悲願のG1制覇を期待しています。
以上、宝塚記念についてでした!
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