5月4日に開催される第149回天皇賞(春)。
京都競馬場・芝3200mという長距離コースでの
最強ステイヤー決定戦です。
今回はこの天皇賞(春)のコース傾向、登録馬を見ていきたいと思います!
京都競馬場・芝3200m
この京都競馬場・芝3200mは天皇賞(春)だけに使われるコースです。
スタート後、最初のコーナーまでは417m。3~4コーナーにかけて丘があり、1周目ではゆっくりとしたペースですが、2週目ではこの丘あたりから一気にペースが上がり、ゴールへ流れ込みます。
3200mという長距離のため、第一に折り合いを考え、スタミナを温存しますが、あまりにも後ろすぎたら厳しいので
ポジション取りも重要な点になってきます。
残り800m辺りから、レースが大きく動き始めるので、下り坂を利用したロングスパートに、
瞬発力と速い上がりが求められます。
レースのペース次第で、上がりタイムは大きく異なり、逃げ馬のタイプはこれをしっかりと把握する必要があります。ちなみに、過去10年間で逃げ切りに成功したのは2004年のイングランディーレだけで、
基本的に逃げ切りは困難なコースでしょう。
ちなみに、枠順は1・3枠にも好走が多いですが、最も多く連対馬が出ているのは8枠です。
- <京都・芝3200mのPOINT!!>
- ・ペース次第で展開が大きく変わる!
・圧倒的に差し追込みが有利!
・しっかり位置取りできる機動力が必要!
今年は豪華メンバー
凱旋門賞4着で実力はすでにワールドクラスである
キズナ。産経大阪杯(G2)を快勝し、今回の天皇賞(春)で出走予定です。
阪神大賞典(G2)からに進んできたのは、
ゴールドシップ。昨年の天皇賞(春)では1番人気に支持されるも5着と不発に終わり、今年はリベンジを狙っていることでしょう。
日経賞(G2)からの天皇賞(春)参戦は
ウインバリアシオン。勝利した日経賞は約3年振りの勝ち星でした。
京都記念で
ジェンティルドンナと
トーセンラーを破った
デスペラードも注目しておきたいですね。
この他にも、昨年の天皇賞(春)で3着だった
レッドカドーなど目が離せない出走馬が集結します。
海外遠征などにより、例年出走メンバーが薄くなりがちなこの天皇賞(春)ですが、今年は紹介したように豪華な顔ぶれが揃ったようで、とても楽しみな一戦となります!
昨年勝ち馬フェノーメノ
2013年の日経賞・天皇賞(春)を連勝で制覇した
フェノーメノが今年も参戦します!
圧倒的支持で1番人気だったゴールドシップは伸びに欠けていましたが、それとは対照的にトーセンラーやレッドカドーの追走を許さず強い脚で走り切った2番人気フェノーメノ!
昨年の天皇賞(春)でのフェノーメノのパフォーマンスは見事でした。
今年の日経賞では5着と悔しい結果となりましたが、今までの走りを見てもこの馬の実力は確かですよね。
2連覇を目指して頑張ってもらいたいと思います!
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