150の負けからの大勝利 勝浦正樹騎手
「もう勝てないと思ってましたよ」
こちらは勝浦正樹騎手が勝利者インタビューで出したコメントの一文です。
今回函館スプリントSを制したのは6番人気パドトロワ。見事な勝利でした。
そして今回約5年半振りに重賞勝利を果たした勝浦正樹騎手。数字にすれば150はゆうに超える連敗劇に終止符をうちました。
ちなみに騎手の連敗記録ナンバーワン騎手は折笠豊和騎手。
2013年5月20日付では、810連敗となっています。
今回初めて連敗記録を調べてみましたが、上には上がいるんですね。1位だったら面白いな~話題性あるかな~って思っていたのですが(笑)
勝浦正樹騎手が勝てない理由として挙げられている理由は主に、淡々とレース運びをしてしまうからだといわれています。
しかし、今回は早めの飛び出しが功を奏し、パドトロワがしっかり先頭を守った素晴らしい騎乗でした。
確かな決断力で1強と呼ばれたドリームバレンチノを倒し、レースをひっかきまわしましたね。強かったです。
函館スプリントS 2013年のレース結果
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2013年の函館スプリントSはレース中継で何も見えなくなるほど霧が凄かったですね。
その中で騎手達は時計をおそれず、真っ向から勝負し熱いレースをみせてもらいました。
今回前評判では注目度ナンバーワンであったドリームバレンチノは7着に終わりました。
やはり斤量59キロを背負って短距離戦を臨むのはむずかしいのかもしれせん。
一方で、1着パドトロワの負担重量も58キロ。
重い斤量を背負って勝つにはその日のコンディションにもよると思いますが、単純に向いている向いてないがあるでしょうね。
いくら強くて人気があっても条件が合わなければ好走も出来ずに負けてしまうという事を今回のレースで学ぶ事が出来ました。
今回2着のシュプリームギフトはあと一歩届かずでしたね。個人的に応援している馬なので、次回に期待します。
夏男 パドトロワのこれから
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夏の成績が例年好調なパドトロワですが、次走は未だパドトロワ陣営からはっきりしたコメントが出ていません。
サマースプリントシリーズの目玉に成り得る貴重な存在ですね。
もっと露出をふやしてレースで走る姿をみたいですが、体だけは用心して欲しいです。
はたして連敗地獄から脱した勝浦正樹騎手と、夏パワー前回のパドトロワのコンビは果たして次いつ見られるでしょうか。いまから楽しみです。
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