アロマティコが勝てない理由って!?
アロマティコ 牝4歳
栗東(関西)
戦績：13戦4勝 [4-1-3-5]
獲得賞金：8,462.0万円
血統：キングカメハメハ×ナスカ
昨年の秋華賞では6番人気ながらも3着と健闘したアロマティコ。しかし全体の戦績を見るとパッとしない印象です。
重賞戦では未だ主役になれていませんが、女王ジェンティルドンナとヴィクトリアマイルで覚醒を見せたヴィルシーナと着差1/2と張り合った前述のレースの走りを見れば実力は申し分ないですが…。
デビュー直後は順調にこなしていたんですが、勝つ時に勝ちきれていない印象です。あと戦績を見ていて気になったのが、乗り換わりが比較的多いですね。
今回も前走で騎乗した福永祐一騎手から浜中 俊騎手へ乗り換わっています。なかなかアロマティコの力を最大限に引き出す相性の良いパートナーに巡り逢えていないのでしょうか。
今回8人目のパートナーとなる浜中 俊騎手がどのような手綱を取るか注目ですね。
アロマティコ女王への道のりは険しい!?
アロマティコが所属する佐々木厩舎陣営のレース前コメントです。
「女王杯に出走するためには、ここで賞金を加算させておきたい」
女王杯とは11月に開催されるエリザベス女王杯(GI)の事ですね。
その年の真の女王を決める同レースですが、アロマティコが本物となるには避けては通れない道ですね。今回マーメイドSを勝利し、GI戦でも充分戦える経験値を蓄えなければいけません。
エリザベス女王杯(GI)とは…
2013年11月開催
京都競馬場
芝2200メートル
一等賞金：9000万円
略称：「女王杯」・「エリ女」
マーメイドS(マーメイドステークス)くわしく
マーメイドS(マーメイドステークス)
阪神競馬場
芝2000メートル
一等賞金：3500万円
牝馬限定戦
ハンディキャップ競走
レース名であるマーメイドとは「人魚」を意味します。
人魚は水中に生息する伝説上の生物で、不吉の象徴とされています。たいていの文学作品では「人魚は最後まで幸せなままでいることはない」と、言われていますがここだけ抜き取って人魚のイメージとするとちょっと怖いですね。
今回で18回目となるマーメイドS(マーメイドステークス)ですが、これまでになにかアクシデントが起こってないか調べたところ…ありませんでした。
人魚の歌声は人を惑わす程魅了されるそうです。マーメイドS(マーメイドステークス)の勝者もわれわれを魅了してくれるのでしょうか。
尚、2006年にハンディキャップ競走に変更されて少し毛色が変わったレースになったようです。以前はGI馬が多く出馬して実力を振舞うレースでしたが、一転してなかなか思うように結果が出せない馬が主なメンツとなりました。
その為未だ重賞勝利をしてない位の低い馬でも充分勝機がある戦いです。2013年のマーメイドS(マーメイドステークス)はどんな戦いとなるでしょうか。楽しみですね。
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