ディープインパクトの子の運命は暗いのか
今年はディープ産駒の活躍が目立っていますが、今回のジョワドヴィーヴルのような訃報もよく見られます。
激しい調教や過酷なレーススケジュールが原因だとの声もありますが、比較的多い意見として脚弱血統と称される事が多いようです。そう言われても仕方ない程悲しい知らせが続いていますね。
ちなみにディープインパクトの種付け料は1口8500万円のシンジケートが組まれているようです。
一般人にはとんでもない数字ですね。馬主からすると高額の先行投資を行った馬がいきなり怪我でサラブレッド生命を落としてしまったら。と考えるだけでも気が気じゃなくなりそうですね。
ファンからしたら走る姿を見れなくなるのが何より嫌ですが、馬主や関係者からすると考え方に違いがあるのかも知れません。
勝つ事を生まれる前から約束させられてしまっている良血統馬の宿命なのでしょうか。
ちなみにディープ産駒で活躍している馬といったら先日ダービーを勝利したキズナや、来週安田記念に出走を予定されているヴィルシーナ、もう現役を引退していますがジョワドヴィーヴルの半姉であるブエナビスタ等挙げだしたらキリがない程多くの馬がいます。
かつて怪物娘と呼ばれた牝馬。突然の悲劇
6月1日に開催される第66回鳴尾記念に出走を予定されていたディープ産駒ジョワドヴィーヴルが先日調整中に下腿骨を粉砕骨折し、予後不良となりました。
Cウッドでの追い切りの2周目に騎手が異変を感じ、すぐに栗東トレセン診療所に搬送されましたが
回復の見込みなしと診断され、安楽死に至りました。
早過ぎる死に松田博調教師は
「ようやく良くなってきて、これからというときのことでした。厩舎スタッフが一生懸命に頑張ってやってきて、もうひと花も、ふた花もと思っていたのに、残念としか言いようがありません」。ネット競馬から引用
とコメントを出しています。
前走ヴィクトリアマイルの結果に復活の兆しを見て、今回鳴尾記念で完全復活を果たすシナリオはレース直前に破れ悲しみを隠せない様子ですね。
ジョワドヴィーヴルのこれまで
こちらはジョワドヴィーヴルの生涯戦績です。
デビューしてからわずか30日でGI制覇を成し遂げたジョワドヴィーヴル。
馬名の由来は、フランス語で「生きる喜び」
小柄な馬体と驚異的なポテンシャルを持ち、父であるディープインパクトの血を強く引き継いだ怪物娘として当時世間を賑わせましたね。
牝馬三冠を期待されましたが、初戦である桜花賞でまさかの右第1趾骨近位骨折。長期休養を経て今年の2月復帰しましたが怪我する前のような豪快な走りが見られず、調子を戻せずにいたようです。前走ヴィクトリアマイルでは復活の兆しが見えていたんですが…。
もしくは医学上治っていたとしても、ジョワドヴィーヴルは限界だったのかもしれませんね。
真偽はわかりませんが、疑う余地のない良血のもと生まれた宿命として、多くの重圧がかかっていたことでしょう。
ジョワドヴィーヴルが勝利する姿をもう一度見たかった気持ちはありますが、重圧をずっと感じて生きていくよりは楽になれてよかったのかもしれませんね。世界まで通じる限りない夢を詰められた彼女にそんな重い荷物を背負う力は残っていなかったようです。
ネット競馬のジョワドヴィーヴルの掲示板では多くの方が今回の訃報を深く悔やむ悲しみの声が埋め尽くしています。胸を打つファンのコメントは、ジョワドヴィーヴルに届いているのでしょうか。本当に残念でなりません。
ご冥福をお祈り致します。そしてディープ産駒の行く末が無事でありますように。
(PR)
紛いもない「真実」は「伝説」となる。勝馬伝説
http://www.l-horse.com/
10年続いている老舗企画「ライズアップ配当情報」を始めとする勝てるレースを厳選・吟味し提供中。もちろん無料情報有。
独自ロジックにより圧倒的な勝率を叩き出す。ダイヤモンド競馬予想
http://diakeiba.net/
過去30年のレースの蓄積データ、及びその徹底分析によるロジックを構築し、今後行われるレースに対して圧倒的な的中実績。
[0回]
PR
COMMENT