競馬物語

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ヴィルシーナ決戦前最後の調整

最終調整を終えて

5月12日に開催されるヴィクトリアマイルに出走し、G1初制覇を狙うヴィルシーナに今回も注目します。坂路での調整が定番になっていましたが、今回は馬場でキャンターを行いました。コース1周弱を1F17秒程度でまわり、最終調整を終えたようです。
いつもとは違うパターンでの最終調整でしたが、その点について騎乗していた安田晋司調教助手がコメントをだしています。

「追い切り以外ではトラック馬場に出していなかったので、先生に相談して、今朝はトラックで乗ることにしました。今は飼葉もしっかり食べてくれているので、このくらいの調教なら平気ですし、むしろ、このくらい乗った方がいいと思います」ネット競馬より引用

何かあったのか心配になりましたが、問題なさそうで安心しました。状況をよく見た柔軟な選択のようです。
今回期待値ナンバーワンということで目線を集める中プレッシャーもあると思いますが、しっかり仕上がっているようですね。
ヴィルシーナも落ち着いて調整出来たようでコンディションは上々のようです。

ヴィクトリアマイルの出走表確定

出走表が確定していたので、載せておきます。

1-1 マイネイサベル　　 (牝5、柴田大知・水野貴広)
1-2 オールザットジャズ (牝5、岩田康誠・角居勝彦)
2-3 ジョワドヴィーヴル (牝4、川田将雅・松田博資)
2-4 ハナズゴール　　　 (牝4、浜中俊・加藤和宏)
3-5 ザッハトルテ　　　 (牝6、松山弘平・牧田和弥)
3-6 ドナウブルー　　　 (牝5、C.ウィリアムズ・石坂正)
4-7 アドマイヤセプター (牝5、北村宏司・橋田満)
4-8 ホエールキャプチャ (牝5、蛯名正義・田中清隆)
5-9 アイムユアーズ　　 (牝4、戸崎圭太・手塚貴久)
5-10 イチオクノホシ　 (牝4、C.デムーロ・矢野英一)
6-11 ヴィルシーナ　　 (牝4、内田博幸・友道康夫)
6-12 ゴールデングローブ(牝5、藤岡康太・藤岡健一)
7-13 レインボーダリア (牝6、柴田善臣・二ノ宮敬宇)
7-14 アロマティコ (牝4、福永祐一・佐々木晶三)
7-15 フミノイマージン (牝7、太宰啓介・本田優)
8-16 メーデイア (牝5、横山典弘・笹田和秀)
8-17 サウンドオブハート(牝4、池添謙一・松山康久)
8-18 エーシンメンフィス(牝5、川須栄彦・野中賢二)

()内は性齢、騎手・調教師ネット競馬より引用

ヴィルシーナは６枠１１番でのスタート。
「内過ぎず、外過ぎずちょうどいい」と、理想通りの展開のようで陣営はニヤりとしたに違いないですね。
条件は整っているように見えます。しかし、あいにくにも12日は悪天候での決戦になりそうです。現在降水確率は70%。東京競馬場は少し固めなので逆に好都合との声が多いが、どんな影響が起こるかはわからない。
実力は文句なく現役牝馬の中でもトップクラスのヴィルシーナですが、初の栄冠奪取目指しているだけにこの戦いに懸ける思いは強いでしょう。何も問題ないといいのですが……心配です。

対抗馬ハナズゴール

かつて春のチューリップ賞で、ジェンティルドンナを一蹴したハナズゴール。
見逃せない存在ですね。

細身ながら栗東の坂路で鍛えてきただけあって、馬体は非常にしっかりしていますね。
1週前追いではいきなり49秒9-11秒8という好タイムをマークし、力強い動きを披露して注目を集めたようです。
調整はバッチリのようですが、前走の阪神牝馬Sと同じ雨天でのレースになるであろう今回。
前結果は4着で終わりましたが、“朝からの雨でこの馬向きではなかったと、関係者が語っていました。
同じような状況になる事が予想されますが、そうなれば難しい戦いになるでしょうね。

レースもいよいよ明日になりましたが、雲行きが怪しくなり何か起こりそうでソワソワしますが、熱い戦いになることは間違いないでしょう。待ち遠しいです。

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