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今春から産駒をデビューさせるディープスカイの3世代目産駒に、珍しい白毛の馬が誕生しました。母のハクホウリリーも白毛馬です。そしてなんと、祖父は日本初の白毛馬として話題になったハクタイユーです。
新冠町のタニグチ牧場で4月3日に生まれたこの白毛牝馬は、母ハクホウリリーがアラブ血量6.33%のサラ系種のため、サラ系として登録されるようです。
同牧場の谷口貞保社長のコメントによると「無事に生まれてほっとしています。オーナーからは母ハクホウリリーと同じく道営ホッカイドウ競馬からデビューさせたいと聞いています。まずはしっかり育てて送り出したいです」とのこと。
立派な競走馬になると良いですね。
白毛は白毛遺伝子やサビノ遺伝子を持つ親から生まれますが、これらの遺伝子は少ないため結果として出現率は非常に稀です。そのため、今回の様に誕生しただけでニュースになります。しかし体質が弱い馬が多いため、競走馬としてはなかなか大成しません。1番成功したのは、母シラユキヒメ(突然変異で誕生した白毛だった)から白毛を受け継いだユキチャンです。日本競馬で初めて白毛馬による重賞制覇を果たしました。
競走馬はサラブレットなのでみな美しいのですが、白毛馬が走る姿は別格です。ですので、今回産まれた白毛馬には期待してしまいます。是非ともその優雅な走りでGⅠ制覇して欲しいですね。
1979年 ハクタイユー誕生。日本初の白毛馬。
1983年 カミノホワイト誕生。日本初の白毛牝馬。
1991年 ミサワパール誕生。日本初の遺伝による白毛馬(父系二代)。
1993年 ミサワボタン誕生。日本唯一の白毛馬の両親を持つ白毛馬。
1996年 ホワイトワンダー誕生。日本初の遺伝による白毛牝馬。
1996年 シラユキヒメ誕生。サンデーサイレンス産駒唯一の白毛馬。
1997年 ハクホウクン、白毛馬で日本初の競馬勝利(地方)。
2004年 ハクバノデンセツ誕生。日本初の父系三代白毛馬。
2005年 ハクバノイデンシ誕生。日本初の三代白毛牝馬。
2005年 ユキチャン誕生。日本初の母系二代白毛牝馬。
2007年 ホワイトベッセル、白毛馬で日本初の中央競馬勝利。
2008年 ユキチャン、白毛馬で世界初の重賞勝利。関東オークスG2(JpnII)。
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