~記事の内容~
- 競馬中止の基準は?
- 開催中止の審議・判断
- 代替競馬と続行競馬
- 重賞レースが中止の場合
競馬中止の基準は?
阪神競馬が開催中止
9月30日に開催予定だった阪神競馬が台風の影響によって中止となりました。
通常は天気が悪くても開催される競馬ですが、今回のように中止になる基準はどこからなのかご存知ですか?
Wikipediaではこのように説明されています。
台風や積雪などの天候災害などで競走が中止となる場合がある。
また皇族の死去に伴い喪に服すという意味、さらに公正競馬が実施できないと判断した際、馬インフルエンザや馬伝染性貧血など馬の病気が蔓延した場合、放送機器などの場内設備の故障、また厩務員のストライキによる中止もある。
今回は台風の影響によって中止となりましたが今日、代替競馬が開催されます。
競馬開催の中止には上で説明した以外にも色々な決まりがあります。
例を出しながら、説明していきましょう。
開催中止の審議・判断
どうやって決まる?
開催の中止は主催者の開催執務委員が開催当日の天気状況や交通状況などを踏まえて開催当日の早朝に審議し、判断します。
先程説明した以外にも、天候の悪化で観客や競走馬の輸送の困難、馬場状態について含有水分が多かったり冬季の場合は積雪・凍結が発生するなど公正な競馬の開催に支障をきたすおそれがある場合にも開催を中止することがあります。
また過去には、馬券発売を管理するコンピューターの故障や集計データの破損、激しい雷雨などにより人馬が屋外にいることが危険と判断したケースで特定の競走のみ中止になったこともあります。
代替競馬と続行競馬
代替競馬と続行競馬はどう違う?
代替競馬と続行競馬、あまり聞きなれない言葉なので分からない方も多いと思います。
代替競馬
先程説明した中止の理由の中でも、天災地変やその他主催者の責めに帰すことのできない理由によって中止になった場合は代替競馬を開催することができます。
この代替競馬は必ず行わなければならないものではなく、そのまま開催中止にすることもできます。(地方競馬に多い)
天災地変やその他主催者の責めに帰すことのできない理由ということなので、ストライキによる開催の中止の場合には主催者側にも責任があるため、代替競馬を行うことができません。
続行競馬
いくつかの競走が行われた後、途中で開催が打ち切られて残りの競走を開催する場合には続行競馬(サスペンデット)と呼ばれます。
続行競馬を行うには消化された競走が開催予定の2分の1以下でなければいけません。
このような代替競馬や続行競馬が行われる場合は、公正確保のため出馬投票は全てやり直しになります。
ただし例外として、競馬の施行に支障がない場合には出馬投票をやり直さず、騎乗騎手や枠順などは変更せずに開催されることもあります。
重賞レースが中止の場合
後日の日程に組み込まれ順延
重賞レースが中止になり、代替競馬や続行競馬が行われない場合、その重賞競走は後日の日程に組み込まれ順延されます。
一部の特別競走も同様の処置がとられる場合があります。
フランスではストライキなどにより開催ができず代替開催をする場合、予定にない開催のために観客を入れずにレースを行う場合があるそうです。
競馬の中止について説明してきました。
昨日台風の影響によって中止になった阪神競馬は今日、代替競馬が開催さていますね。
阪神競馬の代替競馬は開催されてるのにWIN5は中止のままという制度はどうかと思いますが・・・。
ただ、私のように結果がでている中山のWIN5対象レースで既に予想が外れていた方は今回はラッキーでした!(笑)
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