~記事の内容~
- 血統とは?
- 日本型の魅力
- ヨーロッパ型の魅力
- アメリカ型の魅力
血統とは?
血統から掴む馬の特徴
祖先から続いている血のつながり。
競馬を予想する上で、血統を参考にする方も多いのではないでしょうか?
血統を追っていけば、距離の適性、ダート・芝の適性、性格など、どんな特徴がある馬なのかを判断する基準が見えてきます。
血統の特徴を知ることで、データの少ない新馬戦や、未勝利戦で、役に立つかもしれません。
日本型の魅力
スピードが特徴の日本型
日本型の種馬から生まれた競走馬の特徴として、まず
スピードが挙げられます。
そのスピードが活かされるのは、前回の記事で説明した「上がり3ハロン」です。
日本型の代表的な競走馬として挙げられるのが1976年~1977年に活躍したトウショウボーイ。競走馬時代には、皐月賞、有馬記念、宝塚記念を制し、グランプリ完全制覇を達成した名馬中の名馬でした。
意外に思われるかも知れませんが「日本の血」というのは世界でも
トップクラスのスピードを持つ可能性のある血なのです。
ヨーロッパ型の魅力
瞬発力のヨーロッパ型
ヨーロッパ型の競走馬は、第4コーナーを回って、直線を向く段階で、前にいる馬を捕まえて走るようなタイプの馬が多いです。
なので、途中はそれほどタイムが速いというわけではありません。
日本型血統の馬の場合は上がり3ハロンあたりからスピードが加速するのに対して、ヨーロッパ型の馬は残り100mから数秒間の間で力を発揮します。
ヨーロッパ型の馬は、他の血統の馬よりも、ゴール前の失速度合いがずば抜けて低いということが評価されており、レースの
土壇場に強い馬と言えます。
アメリカ型の魅力
スタートからスピードが速い!
アメリカ型の血統の特徴は、逃げ馬と呼ばれる競走馬に多くみられる血統です。
スタートからコーナーを曲がり終わるまで、一定以上のスピードを持続できるタイプなので、最後のストレートでの伸びは日本型、ヨーロッパ型と比べると劣る面があります。
ハイペースのレースには強いのですが、ゴール前の瞬発力では、他の血統には太刀打ちできないことが予想されます。
まとめ
血統について説明してきましたが今回紹介した事は、ほんの一部です。
馬は血で走るとも言いますが、個人的な意見としては、血統を参考にするレースは情報の少ない新馬戦や未勝利戦くらいしかないと思います。
これも1つの知識として知っておくと損はないと思います。
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