競走馬の階級について
獲得賞金に応じてクラスが決まる
競走馬は基本的にレースに勝利するごとにステップアップします。
《階級》
●新馬戦(一度も出走したことがない競走馬が出走できるレース)
●未勝利戦(1勝もしていない馬が出走できるレース)
●500万下クラス(獲得賞金が500万円以下の馬が出走できるレース)
●1000万下クラス(獲得賞金が1000万円以下の馬が出走できるレース)
●1600万下クラス(獲得賞金が1600万円以下の馬が出走できるレース)
●オープンクラス(これらを全てクリアした馬が出走できるレース)
に分けられます。
※1600万下クラスは「準オープン」と呼ばれる事もあります。
オープンクラスが最上位の階級ですが、このオープンクラスの中でもさらに
《GⅢ》《GⅡ》《GⅠ》と階級が分けられます。
この3つのレースを総称して(重賞)と呼ばれ賞金が高いレースとなります。
条件戦について
様々な条件戦について知る
レースによっては条件区分が存在するものもあります。
●年齢条件戦(2歳限定、3歳限定、3歳以上、4歳以上などに分けられます)
●性別条件戦(牝馬のみを対象としたレース「牝馬限定戦」があります)
●斤量条件戦(定量・別定・ハンデ戦などに分けられます。)
中でも注目したいのが斤量条件戦です。
『定量』は、馬の性別や年齢のみで負担重量が決まるものです。
『別定』は年齢や性別、さらに獲得賞金や勝利数などから重量が決定されます。
『ハンデ戦』は、力の差を埋める為に《強い馬には重い斤量》を負わせる事で、できるだけ強さを均等にして行われるレースになります。
また、中央競馬では見習い騎手による減量制度があり、騎手の勝利数によっては-1kg~-3kgまで負担重量が軽減される条件戦があります。
このような競走馬の階級を意識してレースを見ていくと、競馬がさらに楽しくなると思います。
条件戦についても、レースの勝敗を左右するものになるのでしっかり把握しておきたいポイントですね。
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