競馬物語

JRAホームページが地味に変わっている件

JRAホームページで日曜日開催されるレースの情報を集めていたところ何か違和感が…。

重賞戦の出馬表を細かく見ると、人気5位以上の馬のオッズが赤文字表示されています。

何が変わったかパッと見ではわからない程地味な変更です。(笑)

しかし、予想を立てる際にこうやって目立つように表示されていると結構助かりますよね。

出馬表はどうしても情報量が多くなってしまうので、競馬を始めたばかりの方は欲しい情報がどこにあるか探すのも一苦労ですよね。

競馬を始める方にとっては嬉しい変更となったようです。

ちなみに重賞戦以外のレースは今のところ変わりないようです。

「知らなかった!!」という方は、JRAホームページを一度覗いてみられてはいかがでしょうか。

CBC賞(GⅢ) 2013年の注目馬

バーバラ 牝4歳
栗東(関西)
通算戦績：6戦4勝 [4-0-0-2]
獲得賞金：3,888.4万円
血統：ディープインパクト×ディキシーランドジェム

現在予想オッズ1位バーバラ。

今回初重賞戦ということもあり注目が高まっていますね。



前走鞍馬S(OP)は人気1位ながら6着とふがいない結果を残していますので今回奮起が期待されます。

デビュー戦以降一貫して芝1200メートルを走って好走している為、特に不安点は見つかりませんね。

一方で、この馬に重賞戦はまだ早いという意見がネット競馬掲示板にて見られました。

オープン戦でいきなり順位を落としている事から、否定出来ない貴重な意見だと思いました。

それにしても今年はディープインパクト産駒が凄い

今回重賞初挑戦でありながら、バーバラが1番人気に抜擢された原因はやはりディープインパクト産駒という点でしょう。

それ程今年は本当にディープインパクト産駒の活躍が目立ちます。

最近重賞レースの人気上位馬を見ると必ず名前を見ますもんね。

先週で言えば宝塚記念(GI)。

2着ダノンバラードと、3着ジェンティルドンナどちらも血の力を見せつけ、並のサラブレッド達を圧倒しました。

勝利には至らなくてもただでは済まさない気迫のようなものをディープインパクト産駒から感じます。

今回大きな期待を背負ってレースに出走するバーバラですが、勝負強さを発揮する事はできるでしょうか。

格上の有力馬との勝負になりますので、是非とも下克上を果たして欲しいですね。いよいよ明日、CBC賞(GⅢ)開催です。

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ハクサンムーン

ハクサンムーン 牡4歳
栗東(関西)
通算戦績：14戦5勝 [5-0-1-8]
獲得賞金：11,711.7万円
血統：アドマイヤムーン×チリエージェ

ハクサンムーンといったらスタートしてからグイグイ伸びる加速力と、内から溢れ出る競争心の高さです。

過去のレース映像は何度も再生したくなる程、見応えのある走りで魅了されます。

ハクサンムーンを見ているとハナは絶対譲らないと言わんばかりの気迫がビシビシ伝わってきますね。

特徴としてはしっかりした馬体。

ネット競馬にあるハクサンムーンの掲示板ではキン肉マンと呼ばれ親しまれているのが印象的です。

前述の通りスプリンターしての素質は充分持ち合わせた馬ですが、戦績は以下の通りです。


クリックすると拡大します。

京阪杯(G3)でポテンシャルを発揮して初の重賞勝利を果たすと、前走の高松宮記念(G1)では10番人気ながら3着につける快挙をみせ、注目度上昇中です。

全体的に見るとまだまだ荒削りな部分が見受けられますが、今回のCBC賞で間違いなく筆頭候補として挙げられる実力を兼ね備えています。

不安要素としては、既に重賞競走の勝利経験がある為他の馬よりハンデがきつい点。

ハクサンムーンにとって、重い斤量を背負って全力を出し切るのは少し難しいかもしれません。

以前から指摘されているスタミナ不足が大きな壁となるようです。

現在の調整状況を見る限り、対策は取られているようですが…。個人的には派手な大逃げに期待したいところです。

CBC賞のこれまで

CBC賞(GⅢ)
中京競馬場
芝左1200メートル
一等賞金：3800万円

ハンデキャップ競争

CBC賞の歴史を掘り下げると、開催日・レース内容が幾度となく変更されているのが特徴的です。

主な変更点は以下の2点です。

• 第1～6回まで砂でのレース。
• 距離1800メートルから始まり1400、そして現在の1200メートル。

尚、CBC賞を制した馬は後にスプリント戦の第一線で活躍するようになる馬が多く見られる傾向があります。

その為短距離戦を得意とする予想家の方にとっては見逃せない一戦となっていますね。

また、CBC賞は函館スプリントSに次ぐサマースプリントシリーズ第2戦となっており、現代競馬のスプリンター達にとって外せないレースです。

熱い戦いとなるのは必至でしょう。楽しみです。

【おまけ】 今年も開催ジョッキーベイビーズ!!

2009年よりJRAが主催するジョッキーベイビーズが今年も開催されるようです。

正式名称は全国ポニー競馬選手権。

小学1年生から中学1年までの児童を対象とし、乗馬・馬事文化に親しんでいる子供達の励みや目標となるように設立されたこのシリーズ。

夏休み中に全国各所で地方予選が行われ、11月下旬に東京競馬場で決勝が開催されます。

2013年のジョッキーベイビーズ地方予選の日程についてはJRAホームページ内で確認出来ますのでこちらからご覧下さい。

子供達がポニーに跨り、競馬場を走る姿は思わず口元が緩んでしまう程かわいらしい光景ですね。

YOU TUBE等の動画サイトでアップされているので、気になるようであれば見てみると気分転換になるかもしれません。

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57,539票の期待を背負った馬の勝利

「馬と人間はロボットではありません」

こちらは勝利者インタビューで内田騎手が出したコメントです。

インタビュー時このフレーズを何度も繰り返していた為、印象的でした。

前走天皇賞(春)で単勝人気1.3倍の期待を背負いながらも惨敗し、非難の声が飛び交いましたもんね。

インタビュー時はクールに構えていましたが、上半期グランプリである宝塚記念で勝利という結果を残せた事は本当に嬉しかったと思います。

「強いゴールドシップが帰ってきました」

と、堂々と語る内田騎手の顔にはゴールドシップに関わる全ての人達の勝利を喜ぶ姿が浮かんでいましたね。

本当におめでとうございます。

2013年の宝塚記念レース結果くわしく!!!

クリックすると拡大できます

実力を惜しみなく見せ付けた1着ゴールドシップのタイムは2分13秒2。
今回の十八番である捲くりを今回は使用せず、序盤からレースを引っ張る形となりました。

普段通りの走りでなくてもこの結果。「世代最強馬」はこの馬で間違いなさそうですね。

ゴールドシップに惜しくも直線で抜かれ2着となったダノンバラード。もしこの馬が1着であれば、今年の宝塚記念面白かったんですが…やはり力尽きましたね。

しかし、伏兵馬としてレースを引っ掻き回した功績は大きいと思われます。今後の活躍に期待します。

3着ジェンティルドンナは終盤伸びを見せるも一歩届かず、結果は惨敗。1番人気に推されていましたが、実力を出し切る事はできませんでした。

国内戦初戦となった今回の宝塚記念ですが、残念な結果となり今年の雲行きが少し怪しいものとなってきましたね。

4着フェノーメノは仕上がりは充分だったようですが、道悪に苦しんだようです。苦手意識が浮き彫りになりましたので今後の予想に参考にできそうですね。

ゴールドシップのこれからは!?

宝塚記念覇者ゴールドシップの今後の動向が気になる所ですが、今のところ次走は未定のようです。

しかし、秋のタイトル戦には積極的に出馬する意向を陣営は示しました。

ゴールドシップの姿を次に見る日はそう遠くはないみたいですね。

今回叶わなかったオルフェーヴルとの対戦についてもコメントが出されていたので、しばらくゴールドシップから目が離せそうにありません。楽しみですね。

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